転倒時に頭を庇ってムチウチ
2026年07月13日
【来院動機】自宅で後ろ向きに転倒し、頭を打たないようにとっさに首を持ち上げた状態で倒れました。その後から首の痛みが強くなり、動かしづらくなったため来院されました。
・症状
首から肩にかけて強い痛みがあり、上を向く動作や左右を振り向く動作で症状が増強していました。首の重だるさに加え、長時間同じ姿勢を続けることも困難な状態でした。
・原因
検査をすると後屈と左右の回旋で痛みが出現しました。転倒した際に頭を守ろうとして首へ強い力が加わり、頚椎(C4・C5)を中心に動きが悪くなっていました。また、首周囲の筋肉や靱帯へ急激な負担がかかったことで、むち打ちの症状を引き起こしていました。
・治療
炎症が強い時期は首へ負担をかけないよう、頚部を中心に刺激を抑えた鍼灸治療を行い、筋肉の緊張と痛みの軽減を図りました。症状の改善に合わせて、頚椎(C4・C5)のバランスを整える骨格矯正を行い、首が動かしやすい状態へ導きました。
・経過
初回の治療後は首を動かした際の痛みがやや軽減し、振り向ける範囲が広がりました。
3回目の治療では日常生活での首の痛みは半分以下となり、後ろを振り向く動作も楽に行えるようになりました。
6回目の治療では首の可動域はほぼ回復し、痛みも気にならない程度まで改善しました。現在は再発予防と首への負担を軽減するため、定期的なケアを継続されています。


